【子ども 保湿剤】カサカサ肌卒業!感動の塗り方徹底解説

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【子ども 保湿剤】カサカサ肌卒業!感動の塗り方徹底解説

子どもの肌、カサカサ、ザラザラ…。

見ているだけで胸が痛みますよね。

「しっかり塗ってるつもりなのに、なんで?」と悩んでいませんか?

実は、子どもの肌は大人が想像する以上にデリケートで乾燥しやすいんです。

でも、ご安心を!

保湿剤は「塗り方」と「習慣」で、その効果が劇的に変わります!

この記事では、私たち薬剤師がこっそり教えたい「えっ、そんなに塗るの!?」と驚く正しい量や、カサカサ肌を卒業するための感動的なスキンケア術を徹底解説。

「たっぷり塗って、コツコツ続ける」大切さをお伝えしますね。


関連記事「【塗る順番】保湿剤を先に!ステロイドを後に!薬局がすすめる理由」も合わせてご覧ください!


目次

なぜ?子どもの肌がすぐカサカサになっちゃう悲しい理由

「赤ちゃんや子どもの肌って、ぷるぷるでうるおってるイメージだったのに…」

「うちの子、どうしてこんなにカサカサしやすいんだろう?」

そうなんです。

そのイメージ、実はちょっとだけ違うんです。

私たち薬剤師が薬局のカウンターでお話を伺っていても、「こんなに乾燥するなんて知らなかった!」と驚かれるママ・パパは本当に多いんですよ。

子どもの肌が、なぜあんなにもデリケートで、すぐにカサカサ警報が出てしまうのか。

それには、大人の肌とは全く違う、ちゃんとした理由があるんです。

大人の半分!?衝撃的な「肌の薄さ」

まず、知ってほしい衝撃の事実があります。

それは、赤ちゃんの皮膚(特に一番外側で私たちを守ってくれている「角層」)の厚さは、なんと大人の半分から3分の2程度しかない、ということ。

想像してみてください。

大人が着ている厚手のコートに対して、子どもはペラペラのシャツ1枚で外に出ているようなもの…。

外からの刺激(ホコリ、花粉、雑菌、服の摩擦など)が、ダイレクトに肌の内部に侵入しやすい状態なんです。

「ちょっとこすっただけなのに赤くなっちゃう」

「よだれがついただけでカブれちゃう」

それは、肌が薄くて、守る力がとっても弱いから。

決して、あなたのケアが足りないせいではないんですよ。

守る力が弱すぎ!皮脂と水分のアンバランス

大人の肌は、「皮脂膜(ひしまく)」という天然のクリームで覆われていて、肌内部の水分が逃げないように、そして外からの刺激が入ってこないように守られています。

ところが、子どもの肌はこの「皮脂」の分泌が、とってもアンバランス。

生まれた直後はママのホルモンの影響で一時的に多いのですが、生後2~3ヶ月もするとガクンと減ってしまいます。

そして、次に皮脂がしっかり出てくるのは、なんと思春期になってから!

つまり、乳幼児期から学童期にかけての長い間、肌を守る「天然のクリーム」がほぼ出ていない状態なんです。

さらに、肌内部で水分をガッチリ掴まえておく力(水分保持能)も未熟です。

「フタ(皮脂)」がなくて、「水分を掴む力」も弱い…。

これじゃあ、水分がどんどん蒸発してカサカサになっちゃうのも、無理はありませんよね。

実は生後すぐから!乾燥との戦いは始まっているんです

「じゃあ、いつから保湿を始めればいいの?」

この質問、本当によくいただきます。

答えは、「生まれたその日から」です。

「えっ、まだカサカサしてないのに?」と思うかもしれません。

でも、最近の研究では、この「生まれてすぐからの保湿ケア」が、将来の肌トラブル、特にアトピー性皮膚炎の発症リスクを下げられる可能性があることがわかってきました。

(参照:国立成育医療研究センター「アトピー性皮膚炎の発症リスクと予防介入」など)

肌がカサカサしてバリア機能が壊れると、そこからアレルゲン(アレルギーの原因物質)が侵入しやすくなります。

そして、体がそれを「敵だ!」と覚えてしまうこと(=経皮感作)が、アレルギーの引き金の一つと考えられています。

だからこそ、カサカサになる「前」から、保湿剤でしっかり肌を守ってあげる「予防スキンケア」が、今、とっても注目されているんです!

【感動】保湿剤の効果が爆上がり!薬剤師が教える「正しい塗り方」

「保湿剤、毎日ちゃんと塗ってるんですけど…なかなか良くならなくて…」

そんな悲しい声も、薬局でよく耳にします。

もしかしたら、その原因は「保湿剤の種類」ではなく、「塗り方」にあるのかもしれません。

せっかく毎日頑張っているそのケア、ほんの少しコツを変えるだけで、効果が「爆上がり」するかもしれませんよ!

私たち薬剤師が、自信を持っておすすめする「感動の塗り方」、ぜひ今日から試してみてください!

いつ塗るのがベスト?「お風呂上がり5分」がゴールデンタイム!

最大のポイントは、塗る「タイミング」です。

それは、「お風呂上がり(またはシャワー、沐浴後)、5分以内」!!

「えっ、5分!?早すぎ!服も着せなきゃいけないのに!」

わかります、わかります。

戦場ですよね(笑)。

でも、これにはちゃんとした理由があります。

お風呂上がりの肌は、水分をたっぷり含んで一番うるおっている状態…と思いきや、実は肌の水分が猛スピードで蒸発している、最も乾燥しやすい危険な状態でもあるんです!

お風呂で皮脂も一緒に洗い流されてしまい、肌はまさに「丸裸」。

何もしないでいると、お風呂に入る前よりも乾燥してしまう「過乾燥」という恐ろしい状態に…。

だからこそ、肌に水分が残っている「5分以内」(遅くとも10分以内)に、保湿剤で素早く「フタ」をして水分を閉じ込めることが命なんです!

【薬剤師からのワンポイントアドバイス子どもの体を拭くときも、ゴシゴシは厳禁!
柔らかいタオルで、肌を押さえるように(ポンポンと)優しく水分を吸い取るだけで十分です。
少し湿ってるかな?くらいで保湿剤を塗り始めるのがベストですよ!

どれくらい塗るの?合言葉は「テカるまでたっぷり」

これが、一番間違えやすいポイントかもしれません。

「ベタベタするのが嫌だから…」と、保湿剤を「ちょんちょん」と少量だけ塗っていませんか?

残念ながら、それでは量が圧倒的に足りません…!

保湿剤は「ケチケチ使わない」のが鉄則

合言葉は、「肌がテカるまでたっぷり」です!

具体的な目安として、私たち医療関係者の間では「1FTU(ワン・フィンガーチップユニット)」という単位を使います。

1FTU(ワン・フィンガーチップユニット)とは?
・ 大人の人差し指の先から、第一関節までチューブの薬を乗せた量(約0.5g)
・ この量で、「大人の手のひら2枚分」の面積に塗るのが目安です。

子どもの小さな背中なら、それだけで1FTU(またはそれ以上)が必要になります。

全身に塗るとなると、想像している量の「2倍、3倍」は必要かもしれません。

「ええ~!?そんなに塗るの!?」と驚かれますが、はい、それくらい塗るんです!

塗り終わったあと、「肌がテカッと光って、ティッシュペーパーが1枚くっつく」くらいが、適正量のサイン

もったいない気もしますが、少ない量を塗っても効果は半減。

思い切って「たっぷり」使ってみてください!

塗り方の極意 「すり込まない」、優しく「置く」ように

量とタイミングが完璧でも、塗り方で台無しになってしまうことも…。

それは、「ゴシゴシと強くすり込む」こと。

「浸透させなきゃ!」と思って、一生懸命すり込んでいませんか?

前述のとおり、子どもの肌は大人の半分の薄さです。

摩擦は最大の敵!

すり込む行為は、せっかくのバリア機能を自ら壊しているようなものなんです。

保湿剤は「すり込む」のではなく、肌の上に優しく「置く(乗せる)」イメージで。

1.手のひらに保湿剤をたっぷり取ります。
 
2.(もし冷たいと嫌がる場合は、ママ・パパの手のひらで少し温めてから)
 
3.塗りたい場所(お腹、背中、腕、足など)に、保湿剤を「ポン、ポン、ポン」と数カ所に分けて置きます。
 
4.手のひら全体を使って、摩擦が起きないように「スーッ」と優しく、一方通行で広げます。
 
5.ゴシゴシ往復させず、肌のシワに沿って伸ばすのがプロの技です。

この「優しく置く塗り方」に変えるだけで、肌の赤みがスッと引いていくこともありますよ。

塗る回数は?カサカサ肌さんは「1日最低2回」からのスタート

「お風呂上がりに1回塗れば、もう安心!」

…残念ながら、特に乾燥しやすい子どもの場合、それだけでは足りないことが多いんです。

推奨されるのは、「1日最低2回」です。

  1. お風呂上がりのゴールデンタイム(最重要!)
  2. 朝、着替えるとき

朝も塗ることで、日中の乾燥や、服との摩擦、ホコリなどの外的刺激から肌を守ってくれます。

もし、これでも日中にカサカサしてくるようなら、

  • お昼寝の後
  • よだれや食事で口周りを拭いた後
  • 外遊びから帰ってきて手を洗った後

など、乾燥が気になったタイミングで「こまめに追加」してあげるのが理想です。

「たっぷり塗って、コツコツ続ける」。

これこそが、カサカサ肌卒業への一番の近道です!

どれを選べばいい?【子ども 保湿剤】タイプ別メリット・デメリット

「塗り方はわかった!でも、薬局やドラッグストアに行くと、種類が多すぎて選べない!」

「ローション?クリーム?ワセリン?何が違うの?」

はい、これも大きな悩みどころですよね。

【保湿剤】と一口に言っても、テクスチャ(質感)によって役割が少しずつ違います。

それぞれの特徴を知って、お子さんの肌状態や季節に合わせて使い分けるのが「保湿上級者」です!

表でまるわかり!ローション vs クリーム vs ワセリン

まずは、代表的な3つのタイプを比較してみましょう。

種類特徴(テクスチャ)メリットデメリットこんな時・こんな肌に
ローションサラサラ(化粧水状)伸びが良く、ベタつかない。
広範囲に塗りやすい。
水分が多く油分が少なめなため、保湿の持続力はやや弱い。・軽い保湿
・夏場
・ベタつきを嫌がる子
・保湿の第一段階(導入)
クリームしっとり(乳液~クリーム状)水分と油分をバランス良く補給できる。
適度な持続力。
モノによっては少しベタつく。
ローションよりは伸びが悪い。
・通年の基本保湿
・カサカサし始めた肌
・ローションでは物足りない時
軟膏 (ワセリン)ベタッと(油分)ほぼ油分。
肌表面に強力な「フタ」を作り、水分の蒸発を強力に防ぐ。
刺激が極めて少ない。
ベタつきが強い。
テカる。
水分を「補給」する力はない(あくまでフタ)。
・特に乾燥がひどい部分
・冬場
・よだれかぶれなどの保護
・肌が敏感すぎる時

【シーン別】夏はサラッと?冬はこってり?

この表を参考に、使い分けるのがおすすめです。

  • 夏場や、そこまで乾燥していない肌には…
    サラッと使える「ローションタイプ」が気持ちいいですね。
    ベタつきを嫌がる子にも◎。
     
  • 秋~冬や、カサカサが目立ってきた肌には…
    水分と油分をしっかり補える「クリームタイプ」をメインに。
     
  • 乾燥がひどすぎて粉をふいている、赤くなっている部分には…
    クリームを塗った上から、さらに「ワセリン(軟膏)」を重ね塗りして、強力に保護(フタ)をするのも非常に効果的です!
     
  • 最強の合わせワザは…
    お風呂上がりにまず「ローション」で全身の水分補給をし、乾かないうちに「クリーム」でフタをする。
    さらに乾燥しやすい関節やほっぺに「ワセリン」を重ねる、というフルコースもアリです!

お子さんの肌をよーく観察して、「今日はしっとりしてるからローションだけにしようかな?」「お、今日は乾燥してるからクリームたっぷり塗ろう!」と、日によって使い分けるのがベストです。

薬剤師目線!「これが入ってると嬉しい」成分(セラミド、ヒアルロン酸など)

「でも、クリームだけでも種類がいっぱい!」

最後に、市販の保湿剤を選ぶときに、成分表示でチェックしてほしい「嬉しい成分」を、薬剤師目線でこっそりお教えします。

セラミド(ヒト型セラミド、天然セラミドなど)

薬剤師イチオシ成分です!
肌の角層で、細胞と細胞の間を埋めている「セメント」のような役割。
これが足りないとバリア機能がガタガタになります。
セラミド配合のものは、肌の根本からバリア機能を立て直すのを助けてくれます。

ヘパリン類似物質

皮膚科で処方される「ヒルドイド」と同じ成分です。
最近は市販薬(第2類医薬品)としても多くの製品が出ています。
「保湿」だけでなく、「血行促進」や「抗炎症」の作用も併せ持つのが特徴。
カサカサを超えて、少しガサガサ・ゴワゴワしてきた肌にもおすすめです。

ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸類

これらは「水分を抱え込む」のが得意な成分。
肌にうるおいを与えて、みずみずしさをキープしてくれます。

ワセリン(白色ワセリン、プロペト)

成分の王様、シンプル・イズ・ベスト。
「フタ」としての機能は最強クラスです。
刺激性がほぼゼロなので、どんなに敏感な肌にも使いやすいのが特徴。

逆に、子どものデリケートな肌には、「無香料」「無着色」「パラベンフリー」「アルコール(エタノール)フリー」など、「〇〇フリー」や「低刺激性」「アレルギーテスト済み」(※)と書かれた、できるだけシンプルな処方のものを選んであげると安心ですね。

(※すべての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。)

「イヤイヤ!」が始まったら?子どもが喜ぶ保湿タイム大作戦

理論はわかった。

でも、現実は…

「ベタベタするー!」「冷たーい!」「じっとしてなーい!」

保湿タイムが「イヤイヤ!」との格闘タイムになっていませんか?

わかります!毎日お疲れ様です…!

でも、ここで塗るのを諦めてしまったら、またカサカサ肌に逆戻り。

ここは、保湿タイムを「ツラいお仕事」から「楽しい遊び」に変えちゃう大作戦で乗り切りましょう!

歌いながら♪「ほっぺぬりぬり〜」

子どもは歌が大好き!

「♪ほっぺに ぬりぬり〜」「♪おなか くるくる〜」「♪あんよに すりすり〜」

など、簡単なオリジナルの「保湿ソング」を作って歌いながら塗ってみてください。

「今日はどこから『ぬりぬり』する?」と聞くのも◎。

いつの間にか、歌が始まると「保湿の時間だ!」と喜んでくれるようになるかもしれませんよ。

ママ・パパも一緒に!「どっちがピカピカかな?」競争

「よーいドン!で、どっちが先にお腹ピカピカになるか競争ね!」

「ママ(パパ)も腕にぬりぬりするよ〜!うわ〜、気持ちいい!」

ママ・パパが楽しそうにやっていると、子どもは「何それ、楽しそう!自分もやりたい!」と真似したくなるものです。

「わぁ、〇〇くん(ちゃん)のお肌、ピカピカだね!ママ(パパ)負けちゃった〜!」と、勝負にしてしまうのも効果的です。

塗れたらMAX褒める!「うわぁ!ぷるぷる天才!」

これが一番大事かもしれません。

少しでも塗れたら、じっとしていられたら、大げさなくらいに褒めちぎってください!

「うわぁ!すごい!お肌がぷるぷるになった!」「気持ちいいねー!」「これでバイキンマンも怖くないね!最強だ!」

ハイタッチしたり、ギューッと抱きしめたり、「保湿=嬉しい・楽しい・褒められる」というポジティブな体験をセットにしてあげましょう。

薬剤師からの小ワザ集

  • 保湿剤を人肌に温める
    冷たいのが嫌な子も多いです。
    塗る前にママ・パパの手のひらで保湿剤を温めてから塗ってあげると、ヒヤッとせずにスムーズに塗れますよ。
  • 遊びの延長にする
    手のひらに取った保湿剤を、子どものお腹や背中に「ポンポン」とスタンプ。
    「白いお花が咲いたねー、広げてみよう!」とお絵描き気分で広げるのも楽しいですよ。

ちょっと待って!こんな時は薬局・皮膚科へGO!

「保湿、こんなに頑張ってるのに…」

「カサカサだけじゃなくて、赤くなってきた…」

ホームケア(セルフケア)には、限界もあります。

私たち薬剤師は、みなさんに市販薬や保湿剤をおすすめする一方で、「これは病院(皮膚科)に行った方がいいですよ」とお伝えするのも、大切な仕事だと思っています。

こんなサインが出たら、頑張りすぎず、一度専門家である皮膚科のお医者さんに見てもらってください。

赤み・かゆみが止まらない

カサカサ(=乾燥)を超えて、「赤み」や「かゆみ」が出てきたら、それはもう「肌荒れ」ではなく「炎症(皮膚炎)」が起きているサインです。

特に、子どもがボリボリと掻きむしってしまっている時は、早急にその「かゆみ」と「炎症」を抑える必要があります。

保湿剤だけでは、この炎症は治まりません。

ジュクジュクしてきた…

赤みや、掻き壊した部分が「ジュクジュク」と湿っぽくなっていたり、黄色いかさぶたができてきたりしたら、要注意。

そこから細菌が入り込んで、感染症(とびひなど)を起こしている可能性があります。

これは、保湿ケアではなく、抗生物質の塗り薬など、専門的な治療がすぐに必要です。

市販薬を1週間使っても良くならない時

「市販の保湿剤を1週間、たっぷり・コツコツ塗ってみたけど、一向に良くなる気配がない」

「(もし使っていれば)市販の弱い炎症止めを塗っても、赤みが引かない」

そんな時も、自己判断を続けずに、一度リセットして皮膚科で診てもらいましょう。

薬剤師からのお願い:ステロイドを怖がらないで!

皮膚科に行くと「ステロイドの塗り薬」が処方されることがあります。

「ステロイド=怖い」というイメージがあるかもしれませんが、それは大きな誤解です!

専門医の指導のもと、正しい強さの薬を、正しい期間、正しい量だけ使うステロイドは、炎症の「火事」を素早く消し止めてくれる、最も安全で効果的なお薬の一つです

炎症(火事)が起きている肌に保湿剤(油)を塗っても、火に油を注ぐだけになってしまうことも…。

まずはステロイドで火事をしっかり消してから、保湿剤で「再発予防(火の元の管理)」をする。

この順番がとっても大切なんです!

もちろん、「これって病院行くべき?」「市販薬でどれがいい?」と迷ったら、まずは私たち「まちの薬局」の薬剤師に、お気軽にご相談くださいね!

まとめ 「たっぷり・コツコツ」が最強!子どもの保湿剤で笑顔のぷるぷる肌へ

子どものデリケートなカサカサ肌、守ってあげられるのは、毎日のママ・パパ、ご家族のケアだけです。

【保湿剤】は、「魔法の薬」ではありません。

でも、

  1. お風呂上がり5分以内に
  2. 肌がテカるまで「たっぷり」と
  3. 摩擦させず優しく塗り
  4. 朝晩最低2回、「コツコツ」続ける

この「正しい塗り方」を実践するだけで、驚くほどうるおいが続く「感動」を味わえるはずです。

イヤイヤ期と重なって大変な時もあるかと思いますが、ぜひ「楽しい遊びの時間」に変えて、続けてみてください。

「たっぷり」の保湿剤と、「コツコツ」続ける愛情ケアが、お子さんの未来の健康な肌を育てる最強の武器になります。